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日本ケルト学会の公式ホームページです。

 「ケルト学」は古代ギリシャ・ローマの文献で「ケルト人」「ガリア人」などと呼ばれる人々に関連する研究、および18世紀に新しい言語学上の分類名称として登場した「ケルト語」を共通項とする諸地域(アイルランド、スコットランド、ウェールズ、マン島、コーンウォール、ブルターニュ)に関連する諸学の集合体です。ケルト学の研究分野は言語学、文学、文献学、社会学、歴史学、考古学、人類学、民俗学、政治学、美術、音楽などの多方面に及びます。日本ケルト学会はこれらケルト学の諸分野における研究および成果の紹介を推進する一方で、欧米のケルト学やケルト概念の歴史的・批判的検討、さらにはケルト諸語地域の文化と日本文化との比較研究等を行っています。
 主な活動としては研究会、研究大会開催のほか、会員向けに「ニューズレター」(年2回発行)、学会誌『ケルティック・フォーラム』(年1回発行)を配布しています。

 

 

2024年3月16日(土) 14時30分~16時30分

会場:慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎2F 小会議室

発表者:島居佳江氏 (福岡女学院大学短期大学部)
発表タイトル:J. R. R.トールキンが描く妖精の愛― カトリシズムの彼方に見えた光 ―
J. R. R. Tolkienは生涯を敬虔なカトリック信者として生き、神からのミッションを果たすべく厳しい自助努力を重ねたが、彼の信仰、思想は変化とゆらぎを含んでもいる。本発表では、トールキンの信仰に神の絶対的愛や、サクラメントを守り、行うという不動の部分がある一方で、彼がアウグスティヌスやアクィナスの影響から脱し、エキュメニズム(世界教会主義)への理解や「妖精の愛」というカトリシズムを超越した思想や概念を形成していることを、作品の分析を通して考察する。


 

 

2024年度の研究大会は中央大学多摩キャンパスにて開催予定です。皆様のご参加をお持ちしております。

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