日本ケルト学会創立50周年記念論集(2024年3月1日)
学会の創立50周年記念事業として会員による論文集を刊行しました。くわしくはこちら
『ケルティック・フォーラム』/ Celtic Forum: The Annual Reports of Japan Society for Celtic Studies
『ケルティック・フォーラム』は、年1回発行される学会誌です。論文・研究ノート・翻訳等の投稿を受け付けています。詳細は『ケルティック・フォーラム』担当まで、お問合せください。※バックナンバー(1冊千円)ご希望の場合は、当サイトの問い合わせフォームより事務局へご連絡ください。
『ケルティック・フォーラム』第26号 (2023年10月)
論文 法進化論と「ケルト的」性格――アレクサンダー・ジョージ・リチー (1830-83) の「ブレホン法」観を再検討する 廣野元昭
研究ノート S.H.O'Grady の遺作 Caithréim Thoirdhealbhaigh,'Appendix E' の謎を追う 長島真以於
翻訳 トリスタン物語 森野聡子
第42回日本ケルト学会・研究大会報告(発表要旨)
大会プログラム
〈講演〉琉球列島人の起源(奄美・沖縄諸島を中心に) 高宮広士
ヤン=ファンシュ・ケメネールの功績について 梁川英俊
「ケルト」をまとう――文芸復興期とアイルランド自由国におけるナショナル・アイデンティティの表象 森野聡子
アイルランドの樹木――伝承と実用 平島直一郎
〈シンポジウム〉フォーラム・オン
基調テーマ:奄美のケンムンを「ケルト」の視点から見る
趣旨説明 梁川英俊
奄美のケンムン伝説について 梁川英俊
スコットランドの超自然的存在とフォークロア・アーカイブ 岩瀬ひさみ
アイルランド初期フォークロア集にみる妖精たち 辺見葉子
『ケルティック・フォーラム』第25号(2022年10月)
研究ノート
Sound Change Concerning Diphthongs and Long Vowels in Celtic and Their
Relative Chronology 中野智宏
翻訳
スリン・ア・ヴァン・ヴァッハの伝説 森野聡子
第41回日本ケルト学会・研究大会報告(発表要旨)
大会プログラム
『新ウェールズ語聖書』(1988)の言葉遣いに見られる、現代性と、伝統の継承性――モルガン/デイヴィス訳聖書(1588/1612)との比較対照から分かること 小池剛史
フランス考古学におけるケルト人 梁川英俊
J. R. R. トール学キン の「不死の楽園」再考 (Part 2) 辺見葉子
<日本ケルト学会創立50周年記念シンポジウム>これまでのケルト学、これからのケルト学
趣旨説明 梁川英俊
出版物を通して見る日本ケルト学会の50年 梁川英俊
「日本ケルト学者会議」を振り返る 永井一郎
ブリテンにおけるケルト学――ヴィクトリア朝のケルト学と現在のウェールズ学の比較から見えてくること 森野聡子
ケルト懐疑派とその後のケルト研究 常見信代
『ケルティック・フォーラム』第24号(2021年10月)
論文
uair innister isna sdairib--Authorities of (Hi)stories in In Cath Catharda and the Scholarly Milieu of Its Adaptation 長島真以於
論文
19世紀末のウェールズにおけるパン・ケルティシズムの展開――1899年のカーディフ・アイステズヴォッドを中心に 森野聡子
第39回日本ケルト学会・研究大会報告(発表要旨)
大会プログラム
現代ウェールズ語の動詞的形容詞による名詞修飾――他言語での過去分詞修飾に対応するものを対象に 浅野千咲
ケルト美術工芸品の彩色に関する一考察――縄文・弥生との比較を交えて 秋山肇
J. R. R. Tolkien の「不死の楽園」再考 (Part 1) 辺見葉子
<シンポジウム>フォーラム・オン
基調テーマ:ケルト的連帯――大陸と島嶼から見るその歴史的背景
ブルターニュとケルト的連帯 梁川英俊
ウェールズのアイステズヴォッドにおける「パン・ケルティシズム」 森野聡子
1880年代~1890年代のスコットランドにみる「汎ケルト主義」の動向とスコットランド文芸復興運動 米山優子
『ケルティック・フォーラム』第23号(2020年3月)
論文
'llyma dechreu mabinogi': The Mabinogion from the Antiquarian Metropolitan to the Industrial
Merthyr Satoko ITO-MORINO
研究ノート
トールキンとオドネル・レクチャー 辺見葉子
翻訳
19世紀のケルト人 (1) シャルル・ド・ゴール/梁川英俊訳
ウェールズ語名グワルフマイ、ラテン語名ワルウェンおよびグワルグアヌスと、ゴーヴァンの名の語源 ジャン=シャルル・ベルテ/渡邉浩司訳
第39回日本ケルト学会・研究大会報告(講演・発表要旨)
大会プログラム
〈講演〉マビノギオンをめぐる5W1H 森野聡子
Peter Wynn Thomas の『ウェールズ語文法』(1996) と聖書訳(1998年、2004年) に見られる「標準ウェールズ語」小池剛史
北欧のランスロット物語?――『美丈夫サムソンのサガ』再考―― 林邦彦
C.J.O'DonnelとTolkien 辺見葉子
スコットランド・ゲール語を教授言語とするエディンバラの小学校の発展 米山優子
眠れる森のペルスヴァル―テッス城(フランス・イゼール県) の壁画をめぐって 渡邉浩司
<シンポジウム>フォーラム・オン
基調テーマ:ルナン、アーノルド、イェイツ――近代ケルト概念の源流を探る 梁川英俊
イェイツのケルト概念――The Celtic Element in Literatureより―― 佐伯瑠璃子
マシュー・アーノルド『ケルト文学の研究について』: その成立と人種論における意義 不破有理
エルネスト・ルナンの『ケルト諸人種の詩歌』について 梁川英俊
『ケルティック・フォーラム』第22号(2019年10月)
研究ノート
「女性的ケルト」言説形成におけるロマンティック・バレエの影響 森野聡子
翻訳
声から文字へ――ブルトン語の口承文学 ロナン・カルヴェス/梁川英俊訳
アイルランドの歴史(1) ジェフリ―・キーティング/疋田隆康訳
マルジンとメルラン――固有名詞研究から神話学まで ジャン=シャルル・ベルテ/渡邉浩司訳
ケルト諸人種の詩歌(2) エルネスト・ルナン/梁川英俊訳
第38回日本ケルト学会・研究大会報告(講演・発表要旨)
大会プログラム
古期アイルランド語未来語幹 iba- 'will drink'の印欧祖語からの変遷 小林浩斗
ジャック・カンブリーの『フィニステール県旅行記』について――啓蒙から民俗学へ 中村優天
アイルランドのフォークロアにおける「木」と異界について 丸山香
現代ウェールズ語動詞の活用体系:gwelafは現在形か未来形か?
――Peter Wynn Thomas (1996)の文法記述 の検証 小池剛史
『ブリタニア列王史』のアイスランド語翻案『ブリトン人のサガ』の2ヴァージョン
――アーサー王をめぐる部分を中心に 林邦彦
<シンポジウム>フォーラム・オン 基調テーマ:ケルト人ラフカディオ・ハーン? 梁川英俊
『ケルティック・フォーラム』第21号(2018年10月)
論文
ダーウィン以前のブリテンにおける「ケルト人種論」についての考察:スコットランド・ゲルマン起源論争を読み直す 森野聡子
研究ノート
ポール・ブロカのケルト人種論 梁川英俊
The COncept of Europe inn the Medieval Welsh Geographical Treatise Delw y Byd Natalia PETROVSKAIA
翻訳
ケルト諸人種の詩歌(1) エルネスト・ルナン/梁川英俊訳
第37回日本ケルト学会・研究大会報告(講演・発表要旨)
大会プログラム
〈講演〉19世紀フランスにおける人種理論の発展とケルト理解 竹沢尚一郎
正書法から読み取れる現代ウェールズ語の音韻体系について 小池剛史
『マントのリームル』における、不貞に対するアーサー王の態度を巡って 林邦彦
西洋古典文学の中世アイルランドでの受容:De Bello Civili から In Cath Catharda へ 長島真以於
<シンポジウム>フォーラム・オン
基調テーマ:人種論としてのケルト 梁川英俊
『ケルティック・フォーラム』第20号(2017年10月)
論文
黎明期のケルト学 森野聡子、梁川英俊
エドワード・スルウィッドにおける「島のケルト人」論再考 森野聡子
A Very Pleasurable Pilgrimage Natalia PETROVSKAIA
第36回日本ケルト学会・研究大会報告(講演・発表要旨)
大会プログラム
〈講演〉クロード・ロランの理想的風景―英国における受容をめぐって 小針由紀隆
'be done' 構文の適用可能性に基づいた現代アイルランド語移動動詞分類 山田怜央
アイルランドとイギリスの伝承文学におけるケルト的要素の比較 髙木朝子
『バルザス・ブレイス』の受容――文学からの民俗学への変化について 大場静枝
カルニュクス (carnyx) に関する発掘・復元の状況について 秋山肇
フェロー語バラッド『ヘリントの息子ウィヴィント』における未亡人の人物像 林邦彦
<シンポジウム>フォーラム・オン
基調テーマ:黎明期のケルト学 梁川英俊
研究ノート
英国ウェールズの血清学研究を巡って――20世紀中葉のワトキンを中心に―― 香戸美智子
"I could Not Hear Manx Spoken":
Ichikawa Sanki & Hamada Kosaku in the Isle of Man (1913 & 1914) Stephen
MILLER
『ケルティック・フォーラム』第19号(2016年10月)
論文
ウェールズをめぐる科学者ロバーツの研究と時代性 香戸美智子
第35回日本ケルト学会・研究大会報告(講演・発表要旨)
大会プログラム
〈講演〉マロリー以降:『アーサーの死』の出版史と中世復興と大英帝国 不破有理
Suibne's Excommunication and Redemption Pádraig P. Ó NÉILL
『シェンハス・モール』の7世紀 廣野元昭
John Morris-Jones の『カムリ語正書法』と『ケルズ・ダヴォッド』(韻律規則集)
――カムリ語正書法成立における韻律規則「カングハネズ」の重要性 小池剛史
J.R.R.Tolkien の中つ国におけるマイノリティー言語――Dunlendish 辺見葉子
トマス・ペナントの旅行記に現れた愛国者たち――オワイン・グリン・ドゥールを中心に 吉賀憲夫
Saga af Tristram ok Ísoddおよびその関連作品における女性像 林邦彦
<シンポジウム>フォーラム・オン
基調テーマ:近現代のケルト文化圏におけるアーサー伝承の位置づけ
――アイルランド、ウェールズ、ブルターニュの事例から
アイルランド文学におけるアーサー王(Artur アルトゥル)伝承 平島直一郎
中世文学の再発見と「ケルト共同体」の創出 梁川英俊
ウェールズのアーサー物語ににおける「ケルト性」の問題 森野聡子
『ケルティック・フォーラム』第18号(2015年10月)
論文
「ブリティッシュ・ヒストリー」からウェルッシュ・ヒストリーへ 森野聡子
D.A. ビンチーと1940 年代アイルランドの「ケルト学」周辺の状況 廣野元昭
Brezhowebーthe First Internet Television in Breton: A Default for Digital Minority
Language Media? Belinda ALBRECHT
第34 回日本ケルト学会・研究大会報告 (発表要旨)
大会プログラム
神聖な空間:アイオナと自然神学から見るケルト霊性 シェロ マイク
フェロー語バラッド Ívint Herintssonの三ヴァージョンと関連作品 林邦彦
ブレイス語の前置詞 a 活用形は代名詞か? 廣瀬恵里奈
「グウェンフランの予言」について――『バルザス=ブレイス』の冒頭の歌が語るもの―― 梁川英俊
Minority Language Media in a Multicultural Country: A Case of BBC Alba
in the Revival of Scottish Gaelic Masahiro KATOH
〈シンポジウム〉 フォーラム・オン
基調テーマ: 王統史から国民史へ 原聖
「イングランド人の歴史」の誕生 有光秀行
18 〜19 世紀のアイルランドにおける歴史叙述 雪村加世子
〈講演〉The Four Nations: England, Ireland, Scotland, Wales and The British
Empire John M. MACKENZIE
『ケルティック・フォーラム』第17号(2014年10月)
論文
Perspectives anciennes et nouvelles sur les langues celtiques et leur
histoire
— Le cas de la langue bretonne Herve AR BIHAN
A comparison of the English literatures in Ireland and Wales Sabine
ASMUS
Reviving Irish in Belfast — Confounding Expectations Michael BRADLEY
ケルト語派としてのタルテッソス語について ~特にその名詞形態論~ 吉田育馬
フェロー語バラッド Ívint Herintsson 試論 林邦彦
第33回日本ケルト学会・研究大会報告 (発表要旨)
大会プログラム
ブレイス語代名詞目的語について 廣瀬恵理奈
アーサー王による怪猫退治とその神話的背景 渡邉浩司
ゴルセッズ・ケルノウ:コーンウォール語文化の「創られた」伝統 米山優子
〈シンポジウム〉フォーラム・オン
基調テーマ:歴史言語学からみたケルト諸語研究の新傾向
ケルトが言語学にとって何がおもしろいか 下宮忠雄
『ケルティック・フォーラム』第16号(2013年10月)
論文
Myths and Mythmaking in John Rhŷs's Reading of the Mabinogion ITO-MORINO
Satoko
Non-use, no identity?: The assessment of the ‘non-use’ judgement
in ‘Irish markers’ in Hiberno-English SHIMADA Tamami
国民のルーツを現代のミュージアムはどのように展示するのか?
――イングランドの博物館における「英国人の起源」に関わる常設展示の調査から―― 加藤昌弘
中世ブルターニュにおける歴史叙述と聖人崇敬――古き王と公国の記憶 小坂井理加
第32回日本ケルト学会・研究大会報告 (発表要旨)
大会プログラム
〈講演〉奄美民謡、その過去、現在、未来 築地俊造
現代におけるケルティック・スピリチュアリティ 中島和歌子
『誇り高き馬』以後のピエール=ジャケス・エリアス
――ブルターニュにおける批判を中心に―― 梁川英俊
〈シンポジウム〉 フォーラム・オン
基調テーマ:ケルト諸語文化圏の民謡――アイルランド、ブルターニュ、スコットランドを中心に
シャン・ノースにおける韻律と変化 菱川英一
スコットランド・ゲール語のウォーキング・ソング 岩瀬ひさみ
ブレイス語伝統歌謡研究の近況 原聖
研究ノート
異教的ケルトの過去についての再考――反ネイティヴィズム、アスタリスク付リアリティ、
そして後期古代パラダイム ジョナサン・M・ウッディング/廣野元昭訳
講演
ブレイス語に対する私の見方 グウェンヴレド・ラティミエ
『ケルティック・フォーラム』第15号(2012年10月)
論文
Orality and Literacy in Early Medieval Ireland Hildegard L.C.TRISTRAM
アイルランド神話のルグとガリア神話のルグスたち
――中世の聖人伝に残るケルト神話 フィリップ・ヴァルテール
「ブルー・ブックスの陰謀」がウェールズの文化的ナショナリズムに与えた影響 森野聡子
第31回日本ケルト学会・研究大会報告(講演・発表要旨)
大会プログラム
〈講演〉思い出すこと思いつくことども 吉岡治郎
13世紀グウィネッズにおける聖職者の政治的役割――君主による官職への登用とその意図 鯨井彩子
アングロ・サクソン前期、ウェセックスの『イネ王法』に見える王の教会政策 近藤佳代
古典考古学者P.ヤーコブスタールと「ケルト美術」 望月規史
ピエール=ジャケス・エリアスの『誇り高き馬』について
――1970年代におけるその受容と評価を中心に 梁川英俊
『ウェールズ語正書法』(1928)に見る現代ウェールズ語の綴り字の特徴 小池剛史
<シンポジウム>フォーラム・オン
基調テーマ:聖人伝研究の現在 渡邉浩司
中世初期ガリアの聖人伝――ジュヌヴィエーヴ伝とその執筆背景 杉崎泰一郎
アイルランドの聖人伝研究:コギトスス『聖ブリジッド伝』を中心に 田中美穂
「聖エリーザベト」の誕生
――アポルダのディートリヒ『聖エリーザベト伝』に見る13世紀後半の聖性 三浦麻美
研究ノート
Uimir a sé—the number „six‟ Hildegard L.C.TRISTRAM
Cornish and Esperanto: similar enterprises? Goro Christoph KIMURA
『ケルティック・フォーラム』第14号(2011年10月)
論文
Qu'est-ce que les "études celtiques"? Pierre-Yves LAMBERT
「イギリス人とは何者なのか?」――BBC『ケルト人』(1987年)を事例とした、現代イギリスにおける
「ケルト」受容のメディア分析 加藤昌弘
Comparing Language Policies and the Revitalization Process of Celtic Languages
at the Beginning of 21st Century Kiyoshi HARA
クーパーの「頌詩 ボアディシア」と18世紀後半のケルト趣味 片山麻美子
「ウェールズ法」の複合的構成(Ⅱ) 永井一郎
第30回日本ケルト学会・研究大会報告 (発表要旨)
大会プログラム
Riders to the Sea (『海に騎り行く者たち』) の世界――J.M.シングの二重のヴィジョン 古屋靖二
Irish Attitudes Towards God as Perceived Through Gaelic Proverbs Kate
O'CALLAGHAN
「マビノーギ」受容史再考 森野聡子
英語母語話者対象調査、英語辞書およびコーパスに見られる
ケルト語彙のいくつかの特徴について 伊藤光彦
〈シンポジウム〉 フォーラム・オン
基調テーマ:口承伝統と書きことば 平島直一郎
「ウェールズ法」に口承の名残が含まれているか? 永井一郎
『ケルティック・フォーラム』第13号(2010年10月)
論文
Celtic Languages Pierre-Yves LAMBERT
The Celtic Languages as Indo-European Ikuma YOSHIDA
18世紀における『オシアン』と崇高 玉田敦子
A.J.エイトキンと『古スコッツ語辞典』 米山優子
「ウェールズ法」の複合的構成 永井一郎
第29回日本ケルト学会・研究大会報告(発表要旨)
大会プログラム
20世紀初頭のブルターニュにおけるシヨン 飯野義寿
アナトール・ル=ブラース著『ブルターニュ 死の伝承』について 後平澪子
カムリー語(ウェールズ語)サービスの拡大と課題 松山明子
18世紀ブリテン復興におけるトマス・ペナントの役割 森野聡子
なぜケルトはネイションの象徴になったのか? 加藤昌弘
19世紀末アイルランド語復興における共同体の理想 八谷舞
<シンポジウム>フォーラム・オン
基調テーマ:比較言語学にとってのケルト諸語
大陸ケルト語に関連する印欧比較言語学の概要とその要点 田邉丈人
ケルト語とゲルマン語 下宮忠雄
研究動向
紀元後第一千年紀間のアイルランドにおける異教的埋葬とキリスト教的埋葬
エリザベス・オブライエン/木村晶子訳
書評
原聖著『ケルトの水脈』 松岡利次
新谷尚紀・関沢まゆみ著『ブルターニュのバルドン祭り』原聖
【書評リプライ】理解と誤解、その垣根を越えて 新谷尚紀
『ケルティック・フォーラム』第12号(2009年10月)
論文
外国語としてのカムライグ語学習における綴り字通りの発音 小池剛史
第28回日本ケルト学会・研究大会報告(発表要旨)
大会プログラム
<講演> ヒトとヒグマの付き合い方 天野哲也
<発表1> 「ケルト」イメージと「アイルランド人意識」 崎山直樹
<発表2> 生けるものに唱える 井川恵理
<発表3> マビノーギにおける<カムリ/我々>の空間領域的布置 森野聡子
<発表4> 初期アイルランド文学におけるgeis(タブー)の伝統について 平島直一郎
<発表5> 現代カムライグ語の「文章語」発音と「会話」発音 小池剛史
<シンポジウム> フォーラム・オン
基調テーマ:極小言語の保存と再活性化、日本と欧州の比較
(報告1) ケルト諸語の再活性化の現状 原 聖
(報告2) アイヌ民族とアイヌ語の現状 奥田統己
(報告3) 言語復興の可能性と困難 木村護郎クリストフ
(報告4) 琉球諸島における言語復興の展望について パトリック・ハインリッヒ
『ケルティック・フォーラム』第11号(2008年4月)
論文
「ウェールズ法」の「特権的」証人・証言 永井一郎
母語略奪の悲劇――ハイドとマクナマラの一幕劇の比較 河野賢司
第27回日本ケルト学会・研究大会報告(発表要旨)
大会プログラム
<講演> W. B.イェイツにおけるケルト的なもの――最後期の死生観を中心に 松田誠思
<発表1> 1940年代のD.A.Binchyとその周辺――古アイルランド法/古アイルランド成文法群研究の分岐点? 廣野元昭
<発表2> アイルランド語/英語は呪われているか
――『泡の破裂』と『常若の国のトンプソン』 河野賢司
<発表3>「誕生と飼育」――「ウェールズ法」に見られる窃盗の無実証明と「所有」の認識 永井一郎
<発表4> 実験音声学的手法を用いたウェルシュイングリッシュの音声分析に関する予備的考察 幸田美沙
<シンポジウム> フォーラム・オン
基調テーマ:ケルトの諸地域へのまなざし――日本におけるケルト研究事始 常見信代
<報告1> 日本におけるケルト学事始――明治のケルト語・文化の取り上げ方 原聖
<報告2> ウェールズなんて知らなかった私のウェールズ研究事始 森野聡子
<報告3> 日本におけるアイルランド認識の変遷 山田朋美
『ケルティック・フォーラム』第10号(2007年4月)
論文
Compiling the Memories and the Lore: Formation of the National Identity
in Medieval Wales AD 800-1200 through the Medium of Writing ITO-MORINO
Satoko
「ウェールズ法」の性格とその変化 永井一郎
パトリックのアイルランド宣教 細谷歩美
第26回日本ケルト学会・研究大会報告(発表要旨)
大会プログラム
<講演> ラフカディオ・ハーンの偉大さ 里見繁美
<発表1> ハープ曲から見た伝統的ケルト音楽とクラシック音楽の違い 菊地恵子
<発表2> ウェールズ女性の「民族衣装」は、いかにして
ウェールズの「ナショナル・コスチューム」になったのか 森野聡子
<発表3> イベリア半島のケルト・アイデンティティ 疋田隆康
<発表4> カムライグ(ウェールズ)語属格構造と英語の属格構造の比較 小池剛史
<発表5> ミオール・オシール著Learning Irish の特徴と日本語版 梨本邦直
<シンポジウム> フォーラム・オン
基調テーマ:アイルランド、スコットランド、ウェールズの中世法
<報告1> 初期アイルランド法 盛節子
<報告2> 12-13世紀のスコットランド法 常見信代
<報告3> ウェールズ法 永井一郎
『ケルティック・フォーラム』第9号(2006年4月)
論文
Mary's Lament, the Gospels, and the Medieval Cornish Drama Brian MURDOCH
Receptive Knowledge of Brythonic Words Maintained by Native Speakers of
English Mitsuhiko ITO
第25回日本ケルト学会・研究大会報告(発表要旨)
大会プログラム
<講演> ブルターニュのパルドンとトロメニ――日本民俗学の小さな試み―― 新谷尚紀
<発表1> 音楽CDを用いた日本における「ケルト」受容の分析 望月規史・加藤昌弘
<発表3> フィアンをめぐる問題――中世アイルランドの社会統制に関する一考察―― 廣野元昭
<発表4> 贖罪規定書からみる初期中世アイルランド・キリスト教 細谷歩美
<発表5> 日本におけるカムライグ学の課題(現状)と展望 水谷宏
<シンポジウム> フォーラム・オン
基調テーマ:守護聖人と祭り
<報告1> ブルターニュの七聖人巡礼Tro Breizについて 梁川英俊
<報告2> 復活祭論争における聖人の系譜 大橋真砂子
<報告3> 守護聖人と祭り:聖ブリジットの祭日、今昔 田中真理
<報告4> 守護聖人と祭り――ウェールズの場合 吉賀憲夫
『ケルティック・フォーラム』第8号(2005年8月)
論文
Another Indo-Celtic Parallel: Irish cethrochair, etc. Stefan ZIMMER
Revisiting Welsh Word Classes Zabine HEINTZ
Images in Bilingual Breton-French Printed in Epinal Kiyoshi HARA
第24回日本ケルト学会・研究大会報告(発表要旨)
大会プログラム
印欧語としてのケルト語――とくにラテン語との比較―― 吉田育馬
現代英国における「ケルト文化」の歴史的変容
――グローバル時代におけるポップカルチャーと文化的アイデンティティ―― 加藤昌弘
初期中世アイルランドにおける教会裁判と世俗裁判――7世紀末〜8世紀前半の転換―― 田付秋子
<シンポジウム>フォーラム・オン
基調テーマ:聖杯伝説――その起源と展開を再考する――
中世フランスにおける聖杯物語群の展開 渡邊浩司
ウェールズの「聖杯伝説」――復讐と主権を求めての探索―― 中野節子
聖杯の起源再考――アイルランド・スキタイ―― 辺見葉子
ヴォルフラム・フォン・エッシェンバハにおけるグラール 古澤ゆう子
聖杯物語の展開 福井千春
<講演>Maloryの本文――写本、刊本、校訂版からCD-ROM版へ―― 高宮利行
『ケルティック・フォーラム』第7号(2004年10月)
論文
The Use of the Preposition do for the Subject of Adverbial and Adjective Predicates in Irish Kuninao
NASHIMOTO
The Use of Taolennoù at the Beginning of this Century in Brittany Kiyoshi HARA
初期中世の聖ブリジット伝テクストの相関関係 田中真理
第23回日本ケルト学者会議・研究大会報告(発表要旨)
大会プログラム
<講演> 「ケルト」の定義に関する若干の提言 松本達郎
<発表1> 初等・中等教育のスコットランド語 米山優子
<発表2> 19〜20世紀初頭におけるアイルランドの家族 清水由文
<発表3> 現代アイルランド語の「名詞句文」について 中村千衛
<発表4> スペインのケルトイベリア語の名詞曲用における印欧語的特徴について 吉田育馬
<発表5> ブラスケット島のシング 久保田重芳
<シンポジウム> フォーラム・オン
基調テーマ:「島のケルト」概念を問う
<報告1>「ケルト」論争と歴史学者の立場 南川高志
<報告2>「島のケルト」――言語・文学研究の見地から 辺見葉子
<報告3>「島のケルト」再考――ブリテン諸島史の可能性を探って 田中美穂
『ケルティック・フォーラム』第6号(2003年3月)
論文
13世紀ウェールズにおけるアモッドとブリディウ 永井一郎
近代スコットランド語とその伝統の担い手たち
――18世紀スコットランドの言語状況に関する一考察 米山優子
第22回日本ケルト学者会議・研究大会報告(発表要旨)
大会プログラム
<講演> ブルターニュ中部地方における歌謡について――その独創性、特徴、美しさ ヤン-ファン・ケメネ
<発表1> 言語活動としてのケルノウ語復興運動 木村護郎
<発表2> 熊を喰う 杉山和芳
<発表3> ラ・テーヌ文化のガラス工芸について 望月規史
<発表4> ガロ=ローマ社会におけるケルトの伝統 疋田隆康
<発表5> アイルランド海周辺諸地域とヴァイキング 原征明
<シンポジウム> フォーラム・オン
基調テーマ:近・現代スコットランドの文学と社会
<報告1> 中世から近世へ:James VI の典型 島村馨
<報告2> 19世紀スコットランドの小説――ウォルター・スコットを中心に―― 佐藤猛郎
<報告3> ゴシック・バラッド詩の変遷に見るスコットランドの近代 中島久代
<報告4> 20世紀を代表する作家「L.G.ギボン」を中心に 松井優子
特別寄稿
<寄稿1> 日本ケルト学者会議:第1回から第12回まで 水谷宏
<寄稿2> 「日本ケルト研究会」・「日本ウェールズ語研究会」の活動 水谷宏
『ケルティック・フォーラム』第4・5号合併号(2004年3月)
論文
Celtic Studies in Germany, 1980-1995 H.L.C. Tristram
The Diminutive in the Modern Welsh Language Sabine Heintz
French Loanwords of Celtic Origin in English Familiar and Unfamiliar to
Native Speakers of English Mitsuhiko Ito
「ウェールズ法」の世襲地相続規定について 永井一郎
ウェールズ語における属格構造に見られる変化 小池剛史
第18回日本ケルト学者会議・研究大会報告(発表要旨)
大会プログラム
<講演1> Stability and Mobility and the Welsh Language: A Postscript
to the Report on the 7th Conference of Celticists, Nagoya, 1985 D.H.
Owen
<講演2> アイルランド語文学研究の現況と今後 松岡利次
<発表> 川名真弓、V.A.Wilkinson、吉岡治郎、里中功治
<シンポジウム> 原聖、平島直一郎、水谷宏
第19回日本ケルト学者会議・研究大会報告(発表要旨)
大会プログラム
<講演> 19世紀英国における神話学の成立 松村一男
<発表> 里中功治、松岡利次、岩瀬ひさみ、松本達郎
<シンポジウム> 辺見葉子、篠田知和基、不破有理、梁川英俊
第20回日本ケルト学者会議・研究大会報告(発表要旨)
大会プログラム
<講演> ウェールズ学の基礎研究と諸問題―方言の現地調査と関連事項― 水谷宏
<発表1> 吉岡治郎、小池剛史、水井万里子
<シンポジウム> 三宮郁子
<特別報告> ブレイス語(ブルトン語)復興運動の現状について レナ・ルアン
第21回日本ケルト学者会議・研究大会報告(発表要旨)
大会プログラム
<講演> 日本国の浮き沈み――アイルランドを尺度としてみた近代日本の姿 上野格
<発表> 望月敏江、風間泰子、永井一郎
<シンポジウム> 竹下英二、長浦まゆみ
『ケルティック・フォーラム』第3号(1998年)
論文
ワイルド・ハントとケルトの妖精の騎馬行進 辺見葉子
1990年代の日本のメディアにおけるイギリスのイメージ 森野聡子
18・19世紀におけるスコットランド・スカイ島 松下晴彦
第17回日本ケルト学者会議・研究大会報告(発表要旨)
大会プログラム
<講演> ケルトの古伝説「デァドラ」をめぐって 三宅忠明
<コンサート> ケルティック・レクチャー・コンサート 菊地恵子
<発表1> 『ベオウルフ』における属格支配の動詞 小池剛史
<発表2> 初期ウェールズの国について 永井一郎
<発表3> ジェイムズ・ジョイスと『ケルズの書』 田村章
<発表4> ディラン・トマスと非国教会派の説教 松本達郎
<発表5>
<シンポジウム> フォーラム・オン
基調テーマ:ケルト文化におけるoralityとliteracy
<報告1> 中世アイルランドSonderforshungsbereich 321における初期アイルランド文学のMündlichkeitとSchriftlichkeitに関する研究報告 平島直一郎
<報告2> 現代スコットランドの伝承におけるオーラリティとリテラシー:1990年代のオークニー諸島、外ヘブリディーズ諸島におけるフィールドワークをもとに 井川恵理
<報告3> Spoken WelshとWritten Welshの相違について 水谷宏
『ケルティック・フォーラム』第2号(1997年)
論文
イギリス人の理解するアイルランド借用語 伊藤光彦
新しいブルターニュ・アイデンティティと企業戦略—あるブルターニュ企業アソシエーションについて 鶴巻泉子
第16回日本ケルト学者会議・研究大会報告(発表要旨)
大会プログラム
<講演1> ピクト、その実像をめぐって 常見信代
<講演2> ジャック・B・イェイツとケルト文化復興 鶴岡眞弓
<発表1> 古代ブリテン人の表象 森野聡子
<発表2> 20世紀におけるウェールズの言語状況—ウェールズ学的一考察— 水谷宏
<発表3> 皮をぬぐアザラシ—オークニー、シェットランド諸島のあざらしびと伝説― 井川恵理
<発表4> 南ウェイルズ地域における製鉄業の展開と資本-賃労働関係—19世紀前半のマーサ・ティドヴィル 両角成広
<発表5> スコットランド=ゲール語についての意識調査 ピーター・グラント
<シンポジウム> フォーラム・オン
基調テーマ:国民統合とケルティック・リバイバル
<報告1> ゲーリック復興運動とエスノ・ナショナリズム 盛節子
<報告2> アイステッズヴォッドとウェルシュネス 森野和弥
<報告3> ブルターニュを中心としたケルト圏交流運動 原聖
『ケルティック・フォーラム』第1号・創刊号(1996年)
論文
ドロ神父のキリスト教絵解き—明治の日本にブルターニュの文化が伝わる— 原聖
狩りと国の支配—「ウェールズ法」に見られる王の狩猟権— 永井一郎
聖ブリジット伝における聖女の聖性 田中真理
第15回日本ケルト学者会議・研究大会報告(発表要旨)
大会プログラム
<発表1> 19世紀アイルランドの芸術家たち 河野賢司
<発表2> A.カーマイケルの採集による「デァドラ」の伝承資料について 三宅忠明
<発表3> 言語類型論の着地点 安達信明
<発表4> ウィットビの教会会議とノーサンブリア 我孫子郁子
<講演> ディラン・トマスとアングロ・ウェルシュの伝統―彼はウェールズの詩人かイギリスの詩人か― 松浦直巳
<シンポジウム> フォーラム・オン
基調テーマ:エグザイル—離郷者の立場
<報告1> アングロ・ウェルシュ詩について 松本達郎
<報告2> ジョイスの場合の'Exile' 本田和也
<報告3> シャトーブリアンとルナン 中木康夫
日本ケルト学会『ケルティック・フォーラム』投稿規定 PDF
1. 『ケルティック・フォーラム』は、日本ケルト学会の研究学術誌として、毎年1回、10月に発行する。
2. 『ケルティック・フォーラム』の内容
研究論文、研究ノート、翻訳、書評、および前年度日本ケルト学会研究大会報告(講演・発表要旨)より構成 される。
3. 研究論文・研究ノート・翻訳・書評について
いずれも、ケルト学および関連の学問領域に関する未発表の原稿(他誌に発表されていない、または投稿中で ない原稿をいう。ただし,すでに口頭で発表した原稿に相応の修正・発展を加えたものは、その旨明記してい る場合、審査の対象となりうる。)とする。
(1) 研究論文 (Article) は内容の学術的価値が十分に認められ、完成度が高い論考をいう。
(2) 研究ノート (Research Note) は以下のものをいう。
1) 研究論文に準じる学術的価値をもつもの
2) 文献・資料等の紹介を目的としたもの
3) 萌芽的研究を記したもの
(3) 翻訳については、著作権が消滅しているもの以外は、原著者の了解を得ているなど、著作権処理が完了 している原稿とする。
(4) 書評は、主としてケルト学に関連する内外の新刊書を対象とする。
4. 投稿資格
大会報告以外は本学会会員とする。複数名の共著の場合は、少なくとも1名が学会員でなければならない。た だし、会員からの推薦に基づき幹事会が認めた場合は、学会員以外に原稿を依頼することができる。
5. 投稿の採否
研究論文、研究ノート、翻訳については、編集委員会は2人以上の査読者に査読を依頼し、その結果に基づき 当該原稿の採否を決定する。なお、審査に当たっては、査読意見に基づく修正・加筆等が求められること、ま た、研究論文として投稿された原稿が研究ノートとして採択されることがある。
6.著作権6. 著作権
『ケルティック・フォーラム』に掲載された、すべての原稿の著作権は、日本ケルト学会に帰属する。帰属す る原稿を転載等するときは、著者は事前に当学会に連絡の上、出典(誌名、掲載巻号、ページ等)を明記する ものとする。
日本ケルト学会『ケルティック・フォーラム』執筆要項 PDF
1. 投稿申し込みについて
(1) 氏名・所属・投稿区分(研究論文、研究ノート、翻訳、書評の別)・タイトル(仮題を含む。)を明記 のうえ編集担当者に申し込む。
(2) 申し込み締切は毎年2月末日とする。
(3) 執筆予定者には、執筆原稿のテンプレートを送付する。
2. 原稿締切について
原稿提出締切は6月末日とし、完全原稿のPDFファイルを編集担当までメールにて添付ファイルで送付する。 郵送の場合は、プリントアウトした完全原稿2部を提出する。
なお、相互に匿名による審査体制であることに留意し、提出原稿には投稿者を特定できる情報は入れない。 (投稿者の氏名・所属、自分の口頭発表や自著に言及する際には第3人称を用いるなど、著者を特定する表現は 使用しない。採択された段階で、改めて編集担当者より著者名等を含む最終原稿の提出が求められる。)
3. 使用言語について
日本語のほか、英独仏語、ならびにケルト諸語
4. 原稿について
A) 原稿は横書きで、和文の場合は、タイトル・著者名・所属の英語等の欧文標記を添える。
B) ページ数(タイトル・著者名・アブストラクト・図表・注・参考文献を含む)
i. 研究論文・研究ノート・翻訳は完全原稿でA4サイズ12ページ以内
ii. 書評は完全原稿でA4サイズ6ページ以内
iii. 研究大会での講演、報告等の要旨は完全原稿でA4サイズ2ページ以内
iv. ページを超過した場合は、1ページにつき5,000円を負担する
C) アブストラクト
研究論文、研究ノート、および研究大会の講演・報告の要旨には、和文・欧文ともに英語等の欧文によるアブ ストラクトと、論文の内容を集約するキーワード3~5語句程度をつける。ただしキーワードは任意とする。
D) 原稿のフォント・文字サイズ・ページレイアウトは、編集担当者から送付されるMS Word ファイルのテン プレートに従う。
E) その他の書式は、MLA、APA、シカゴスタイルなどの国際的慣用に従うこと。
5. 校正について
採択された原稿の著者校正は初校のみとする。校正時の訂正は誤植、または事実関係の誤りのみに限り、内容 の加除・訂正は行なわない。
6. 問い合わせ・原稿送付先:編集担当まで